くそダサい自分を見つけたら、それが自分のやりたいことだ

今日の俺は本当にダサかった。

イランに来て、距離の関係だと思うけど、ヨーロッパからきた旅人と会う機会が増えてきた。

そこで問題が出てきた。

『英語』

これが、マジで聞き取れん。

マジで、早すぎ。

本当、勘弁してってくらい早いし、発音もよー分からんし、知らん単語のオンパレード。



今日泊まった宿は小さな宿で、必然と会話に繋がる。

宿泊者は、チェコ人、オランダ人、スイス人、そして俺。




事件は夜に起きた。

宿には晩御飯がついてて、やけど高いから俺は外で食べることにしたの。

晩御飯から帰ると、後の3人は宿で晩御飯を食べてたらしくて、バルコニーで仲良く話してた。

わいわいガヤガヤ、めっちゃ楽しそう。


んで、俺は何してたかというと...




『スマホポチポチ』




おえっ。

特にすることもないのに、スマホポチポチ。

おえっ。


『今日は疲れたからなー』

『今は話したい気分やないからなー』






『やっぱりヨーロッパ人とアジア人は壁があるよなー』


これ浮かんだ時に、マジでおえってなった。

お、お前なにいうてんねん。

なんしに外国きたねん。

ほんまに、話す気分やないんか?

ほんまに、話したくないんか?

一人で、スマホポチポチしとるほうがいいんか?


いや、違うよな。




『英語が達者じゃないのが恥ずかしい』から

『会話に入れなくて空気乱すのが恐い』から

『会話に入れなくて、変に気を使われるとプライドを傷つけられる』から

『会話に入れなくて、ダサいなって思われたくない』から




恐いから、恐いから、
自分守るために、
くそみたいな屁理屈ならべて、
会話しないでいいように、
びびってる自分に気付かないようにしとるだけやん。

くそダッサ。

マジで、誰よりも仲良くなりたくて、

話したかったのは俺やん。



やれよ、今すぐやれよ。

バルコニーに突撃しろよ。


それでも俺はビビってたから、

とりあえず、風呂入って、上がって、みんな寝てたらしょーがないよな

って思い込もうとしたけど、

上がっても未だ続いてる宴。




もういかんとあかん。

今さら感満載やけど、

もう、どうにでもなれって、

しれーっとバルコニーにいって、会話に突撃した。




あえなく撃沈。笑

マジでなにいっとるかわからんくて、泣きたいくらい分からんかったから、

『はろー、あいむふろむじゃぱん。』

『うーん、じゃぱんさむたいむおーるどぴーぽーだい。』

この2言しか喋れんかった。笑



やけど、ちゃんと自分に正直に動けた。

全力は尽くした。

やから、今日はよくやった。





人間よーできてて、

やりたいけど、恐いってことは、

なるべく気付かないように頭が動いとる。

だってそれに気づいたら、やらんとあかんから。

やけど、楽しく生きるには、

そこをゴリゴリえぐっていかんとあかんのやなって思った。


ちょーダサい自分を見つけたら、それがやりたいことの近くにあるんかもしれん。

よし、とりあえず明日は晩御飯、宿で食べよう。

英語を学ぼう。